札幌100マイル

Sapporo100miles編集長・オサナイミカのつぶやき

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幻の酒樽鍋を味わう~小林酒造

毎月最終土曜日恒例の、栗山町・小林酒造プレゼンツ・造り酒屋をもっと知る会
会を重ねるごとにあっという間に満席になってしまい、
今やプレミア感も出てきている、酒造りを真剣に勉強し、そして楽しもう!というイベント

特に冬の期間は仕込み真っ最中ということもあり、普通は見せていただけないような
造りの行程をしっかりと見学することができるのです^^



まずは酒造りに欠かせない米や麹のお話し
今日も午前中からヒートアップする小林精志専務
これじゃあ、持たないかも…って自分で突っ込むことをがイイ(笑)

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酒米にしっかり麹が付着した麹米。これ、結構オイシイんですよね^-^
この白い状態は専務曰く、高校球児のように生き生きと、一番元気のイイ時なんだそうです^^
ちなみに悪い状況でほおっておくと、緑色に変色してしまうんです

そしてにごり酒。残念ながらコンクールには出せないのですが、個人的には好きな味なんだよなぁ~



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20130127-05.JPG仕込み状況を見る前に、今日は面白いものも見れました!
酒米をシューターで送るところ!!

ちょっと離れたところにあるので、ちょっとビックリ
あっという間に吸い込まれて、送られていきました

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そしていよいよ酒造り真っ最中の現場へ

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本当にリアルに作業しています  できるだけ邪魔にならないよう注意しつつ見学
それにしてもいい香りだ^0^



  
発酵過程を見させていただきつつ、ここでも専務のアツい語りが・・・
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ここで会議室に戻って、もう一度造りのお勉強タイム(今回はいつも以上に真剣な勉強会^^)
と、その前にステキなスイーツが登場

どちらも試作ではあるのですが、栗山のスイーツの名店、シ・サワットさん作・冬花火の酒粕のマカロン
そして、長沼アイスの家さん作、陶酔の誘惑ケーキ(お酒のケーキ)

ふだんマカロンにあまり感動しないワタシですが、これはかなり美味しかった!
と、参加者の皆様の一堂に美味しい~~~の一声が。。。

お酒のケーキもふわっふわで、いい頃合いで酒の風味もして◎
今後の販売に期待大!!


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そしてこちらの3本を飲み比べしつつ、専務の語りを聞きます
ケーキを食べた後だと、どれもかなり端麗辛口になりますね(笑)
専務が料理の準備のため席を立つと、忙しい最中の杜氏が来ていただき、
さらにマニアックなトークタイム!




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そしていよいよ、本日のメインイベント、酒樽鍋の登場!!みなさん、また外へ移動です
飲みほしたけど、少しだけ酒が残っている酒樽に雑煮の汁を入れ、熱した石を入れて沸騰させる・・・
その昔、蔵でよく見られていた光景なんだそうです

酒樽がもったいないので一発本番で挑むことになったのですが、
もし底が抜けたらごめんなさいとの注意書きが、会の案内文に記載されていました(笑)


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まずは雑煮の汁を投入!気温が低いからこの時点でものすごい湯気が・・・
そしてそこに、アツアツに熱した溶岩プレートを投入~

この溶岩も、いろんな石で試してようやく辿りついた石なんだそうです
他は割れてしまって大変だったそうで・・・


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お~、グッツグツ!!(最初は湯気がすごくて全然写せなかった^^;)
焼き立てのお餅を器に入れ、汁をかけ、三つ葉を散らして・・・


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小林酒造特製、酒樽雑煮の完成です!!鶏肉を醤油と酒で煮ただけのシンプルさ
だけど、ものすっご~~~~く美味しいっっっ
あっという間に完食してしまいました^0^

この雑煮には原酒が合うんですよ~と、専務が振る舞ってくれました
氷点下の中、立ったまま味わう酒樽雑煮
いつも以上にワイルドなイベントとなりました^^
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そして甘酒も登場!!こちらにも溶岩プレートを投入~~
すごい勢いで沸騰、そして対流~

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20130127-33.JPGさっそく1杯いただきました

何杯でも飲めるような味が好きなんですと専務
それは極限まで甘さを抑えた甘酒
確かにお替りしたくなる味
あっという間に2杯目^-^


外飲みだったからか、いつもより冷静(?)だった造り酒屋をもっと知る会
来月も見逃せません!!

≪パ酒ポート企画第一段!≫世界利き酒コンクール準優勝!!酒匠ソムリエ鎌田孝と行く旭川飲んだくれツアー



以前、こちらでお伝えしていたパ酒ポートが、ツアーを開催することになりましたよ!

ナビゲーターは道産酒と言えばこの人・鎌田孝氏!!

旭川の酒蔵3箇所・地ビール1箇所(高砂酒造・大雪乃蔵・大雪地ビール・男山)を巡り、
ランチまでついて3980円という破格値で、
さらにパ酒ポート(350円)ももらえるので、スタンプが一気に4箇所押ささっちゃいます(笑)


日程は12月16(日) ※15日は催行中止となりました
今回、私・オサナイも同行することになりました^0^
ワインも大好きだけど、日本酒も負けないくらい大好きなんです(笑)
バスツアーの良いところは、何と言っても試飲が好きなだけできること!!
(もちろん、適量でお願いします・・・^^;)

ランチタイム、熱燗は飲めるのかなぁ~^-^

年の瀬も迫った、忙しい時ではありますが、お時間の調整ができる方は、ぜひご参加下さいね!!
モニター価格だからの3980円、行かないのは損ですよ~

詳細・お申し込みはこちらです^^

小樽・田中酒造へ

北海道の蔵元の一つ、田中酒造株式会社
小樽の地で明治23年から酒を造り続けている、老舗の酒蔵です

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その田中酒造の酒造りを見学できるのが、亀甲蔵
実はワタシ、お恥ずかしながら今まで立ち寄ったことがありませんでした。。。
小樽って、札幌からだと車で行くことが多く、酒蔵になんていってしまったら絶対試飲したくなるから
意識的に避けていたかも^^;

ということで今回は、JR+散策バスで亀甲蔵まで行ってみました!!


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酒蔵見学はどなたでも自由にすることができます
※詳しくはこちら

田中酒造さんでは現在、北海道産酒造好適米(彗星)100%で地酒を作っています^^

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酒蔵にしては珍しく、かなり開放的な見学コース!
なんと、麹室まで見られます^0^

この日訪れたのは午後だったので、酒造りは終わってましたが、今時期の午前中は
ほぼ毎日、酒造りを行っているそうですよ
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20121122-27.JPG酒造りに関連したクイズなども用意してあり、
未来の飲み手、小中学生も楽しむことができるのです^^

個人的に、モノができる仕組みというのを知ってもらうのが
食育と思っているので、20歳までは飲めなくとも、
お酒がどう出来るかの工程は知ってもらいたいから
こういう取り組みはすごくウレシイ^^




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一通り見学し終わったところで、売店&試飲コーナーへ

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20121122-31.JPGほとんどのお酒が試飲できます^^
蔵ならではの、搾りたてなんかも飲めます

ここでしか売っていない銘柄もたくさんあるので、
時間を忘れて試飲に走ってしまいそうです(笑)

そして飲み比べることで、自分の好きな味が確認できるのも楽しいのです♪


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それにしても田中酒造さんの商品ラインナップは多種多様!
日本酒以外にも梅酒やまっこり、そして食品も豊富!

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そして今回の目的でもありました、こちらを発見!
北海道の魚介を使用して作った、魚醤です

現在、魚醤組合に加盟している北海道の会社は21社
ほか、製造の研究をしている会社は50社ほどあるそうですよ!!




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田中酒造本店には現在、これだけの魚醤が販売されているんです

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20121122-39.JPGなぜ、酒造会社が魚醤を販売しているかと言いますと、
現在、田中酒造では北海道の食に
付加価値を付ける取り組みに力を入れていて
その中で特に、酒と同じ発酵の食品全般を
盛り上げようとしているわけです

ちなみに魚醤は醤油とは違うのって知ってました?



ワタシはずっと、醤油だとばかり思っていたのですが、しいて言うと、うま味調味料
生臭さを消すために作られた食品のようです
スパイスのように、2、3滴料理に垂らしていただくのが正しい使い方だそうです

なるほど、この瓶の小ささで、500~1000円だとちょっと高いかな~
と思っていたけど、根本的なことを間違っておりました^^;


20121122-40.JPGちなみに、ラーメンに垂らすとその効果はてきめんなようで
特にエビの魚醤なんかは、かなりエビ風味を感じられるそうです

と、実はこんなラーメンも販売しておりました
麺もスープもALL小樽な雪ひしおラーメン 
※雪ひしおは魚醤のイメージキャラクターです^^

そんな北海道の魚醤については、本日20時からのUSTREAM
『北海道の食』 磨き上げ!倶楽部で詳しくお話しします

魚醤以外にも、エゾシカ焼肉やダシせんべいなど、
5品目を取り上げますよ!!
お見逃しなく~~

そして日曜日は金滴酒造まつり2012へ

日曜日は昨年も行きました、新十津川町の金滴酒造まつり へ行ってきました
といっても、日曜日は晴れオンナの私でも防げないほどの土砂降り・・・
いつもなら行くのを諦めていたところでしたが、日本酒飲み仲間が集まっているという事で、
札幌から高速バスで向かいました
ちなみに滝川ターミナルからはタクシーで800円前後で行けます


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で、到着したら急きょ開放された倉庫でおなじみの面々がすでに酒盛りを始めておりました
お祭りが10時からで、私が到着したのが11時過ぎ
なのにこんなに盛り上がっているの????
と言わんばかりの盛り上がりに、のん兵衛には酒さえあれば土砂降りなんて関係ないのね
と、心から思う

お酒だけでなく、笹寿司や若鶏半身焼き、味噌おでんなどなど、
美味しいおつまみもたくさんあったのですが撮影する暇もなく^^;



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そんでもって、こんな素敵な飲み比べを皆様のおかげですることが出来ました
まったり系とスッキリ系。古酒ってやっぱり、全然味が違うものなんですね~

と、いろいろ飲ませていただきましたが、個人的にこちらの純米酒がとても良かった
それにしても去年と全然味が違う
コレからがますます楽しみになりました^^


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屋外のイベントはすべて中止になってしまいましたが、蔵の中でいくつかのイベントがありまして、
アフリカ太鼓の演奏に息子はくぎ付け(笑)


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昨年、大いにハマったお蕎麦を今年もいただきました!!
が、今回知った事実なのですが、若干当たり外れがあるようです^^;

私はタイミング良く、ゆで上がったばかりだったので今年も美味しくいただきましたが、
友人が食べたのは、ちょいと時間がたっていたようで。。。
やはり蕎麦は出来たてが美味しいのですね



愉快な仲間たちのおかげで、土砂降りでも大いに楽しめた金滴酒造まつりですが、
(振る舞い酒なんかは逆に空いてて良かったりもしたし)
来年は青空の下で、魚介の炭火焼をつつきながら、お酒を堪能したいものです
ということで、すでに来年も参加決定~~~(笑)

ひとり酒蔵まつり2011 By小林酒造

今年の大型連休は、なんとも中途半端な感じ・・・
しかもお天気があんまりな感じだし
後半、少しでも晴れてくれることを祈りマス・・・

と、気持ち良く気温も上がった30日に
毎度お馴染の栗山町の小林酒造さんまで行ってきました!

お目当ては【ひとり酒蔵まつり



  
本当にやりたかったおもてなしがテーマなので少人数制です

  
こちらはししゃもの燻製を炙ったもの
これ、炙るとものすごく脂がのって
かなり素晴らしいおつまみでした!!

と、私以外のみんなは早速お酒が進んでいる模様



   
   
缶詰を使ったおつまみはどれも、ものすごく簡単
だけど、かなりハイクオリティな味わいを楽しめます

専務の料理とお酒の説明、そしておもてなしの心とは!を聞きつつ
どんどんディープな世界へと突入していきます
ひとり酒蔵まつりを体感した人は、確実に日本酒を好きになることでしょう(笑)




  
まつりを満喫した後、さらに売店で試飲、そしてお買い上げコース(笑)





ちょうどランチタイムになり、錦水庵をのぞくと1時間待ち・・・
それならと、奥のレストラン蔵
お天気も良かったので、テラス席に^-^

数種類あるコロッケをいくつかオーダーしてみんなでシェア
私以外はここでももちろん、日本酒をオーダー
コロッケ(特に酒粕の入った北の錦コロッケが◎)が予想以上にお酒に合ったらしく、
大いに盛り上がりました^0^


午前中からしっかり満喫出来た大型連休の2日目でした^-^
ひとり酒蔵まつりは連休中の気が向いた時間に開催しているようですので
この機会にぜひ、小林酒造まで^-^
※アルコールを飲む方は、札幌からなら高速バスが便利です

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